「6000 miles away」シンガポール公演

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シルヴィ・ギエム「6000 miles away」シンガポール公演を終えて。

あまりラストということは意識しないで踊ったつもりだったけれど、キリアンの振付けにやられました。大袈裟だけれど、振りごとに思いを込めたような感覚が残った。踊りの余韻が体から抜けない。パートナーのオレリーとは、何年も一緒に踊って来たけれど、お互いに新たな発見と確認をしたような・・・・。手先、目線とその先、触れる感触を大切にとても繊細に受け取りながら踊りきった。

公演後には、シルヴィから「私たちダンサーは、今、やりたいと思ったことを積極的にしないと。身体は待ってくれない。あなたの幸せの基準はあなたしかわからない。自分らしくいられて思いっきり踊れる環境で踊り続けていることを祈ってる。そしたらいつかまた一緒の舞台で踊れるよ。」と話しをしてくれて、この言葉を忘れないようにと記憶に焼き付けた。

ここ数年、日本で踊りたいという気持ちが強くなってきている。
でもどうやって?どこで?自主公演?バレエ出身のコンテは、まだまだ定着していない、不安や疑問ばかり。

長年離れていた日本で踊ることは環境も大きく変わり、海外に行く時よりも日本に戻るという方が勇気が必要で、なかなか決心がつかなかった。しかもあの地震が起き、徐々に心が決まってきた。そして金森穣さんと話し合った結果、Noism1にゲスト契約ダンサーとして参加させて頂けることになり、その後は相談しながら決めていこうという結論を出しました。

だから今回が私にとって「6000 miles away」最後の公演でした。これから、これ以上な経験をしてゆけるように自分自身を奮い立たせながらやっていかねば!気合い入れ直しだ!